【みつばち】ニホンミツバチは言葉と感情をもっている?

「ニホンミツバチが日本の農業を救う」
著者の久志冨士男さんによると

ニホンミツバチは人間と同じ心を持っているとしか思えないという。

ミツバチがダンスで花蜜の在りかを仲間に知らせることができることはよく知られている。

久志冨士男さん曰く
ミツバチはダンスだけでなく、羽音や、匂い、体毛の動きという言葉によって意思伝達を行っている。
接触している者同士は同じ行動をとり、微かな動きの変化が全体に伝っていく姿がみてとれるのだと。
一匹のハチの感情は瞬時に全体のものになる様子は興味深い現象ですね。

以下、本文からの写しです。
「喜怒哀楽の感情も持っていて、それを常に羽音や体の動きで表現している。だから一つの群れは一つの感情を共有している。私はニホンミツバチを扱うときは無意識のうちに羽音に耳を澄ましている。一つの群れのハチたちが今何を考えているのか、リアルタイムで理解している。嬉しいときは嬉しそうな羽音、いらだつときは苛立たしそうな羽音、怒ったときは甲高い羽音を出す。その羽音が人間の口調と同じなのが不思議である。」

久志冨士男さん高校で英語教師を務めながらニホンミツバチを飼い始め、定年退職後はニホンミツバチの生態研究と普及に専念されていらっしゃる方です。

2009年からは「ミツバチ助け隊」という活動も始められている。
http://mitsubachi.org/

3月〜5月は養蜂スタート(分蜂)の時期。
これから花も咲き始め、蜂たちも活発に動き始める季節ですね。
3月19−20日には日本在来種みつばち養蜂講座にいってきます。
講師は世界で初めて日本ミツバチの交尾を観察した藤原誠太さん。
http://gioffice.jp/index.html

楽しみです。


(栗)



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