処暑:しょしょ(二十四節気 第14番)

処暑(しょしょ)

【ビーナちゃんの二十四節気(第14番:処暑)】

 

二十四節気の秋2番目の節、処暑。

涼しかった立秋の期間を経て、ここ数日の関東は再び暑さが戻って来ました。お彼岸までは暑さが続きそうですが、耳を澄ますと虫の音が。肌に感じる夜風はほんのり涼しく秋のはじまりを感じます。夏野菜がメインだった食卓も、旬のツルムラサキやみょうがをおひたしにして秋仕様。

已然続く台風の発生に、全国各地が小難無難に、豊かな実りの秋を迎えられますように。

 

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『処暑:しょしょ(二十四節気:14番/太陽黄経150°)』

 

8月23日から。 「処暑」とは暑さが和らぐという意味。秋の彼岸まではまだ暑さが続くもののピークは過ぎ、朝夕は涼風が吹いてほんのり秋らしさもでてくるころ。 夏から秋に移り行く期間、徐々に中庸の食べ物で体を整えたり一つ羽織ものを持って出かけたり、心身も環境も秋の準備を始める目安の時期です。

 

◯七十二候
・綿柎開(わたのはなしべひらく:綿を包んでいる萼が開くころ)
・天地始粛(てんちはじめてさむし:暑さがようやく収まってくるころ)
・禾乃登(こくものすなわちみのる:稲が実り、穂先が重く垂れ下がってくるころ)

 

◯旬の食べ物
みょうが、ツルムラサキ、青唐辛子、ぶどう、イチジク、イワシなど

 

◯季節の楽しみ
綿花が咲いて稲穂が実り、秋の七草(はぎ、なでしこ、ききょう、ふじばかま、おみなえし、おばな、くず)に虫の声。夏の名残を惜しみながらも自然の世界ではすでに沢山の秋が見つかります。五感をすまし、一日で夏と秋の両方を味わうのも楽しいですね。


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