田口スピーカー家庭用小型モデル:完成に近づいて来た

 

ここのところ、音楽関係の方に話題にしていただいたり、お問い合わせいただくことが増えてきた、Taguchi Speaker(田口スピーカー)こと、田口造型音響・田口 和典さんの生み出すスピーカー。

 

「子どもや動物など、感覚器官が繊細なほど反応がいいんだよ」

とおっしゃる田口さん。

 

 

UPLINKやBLUENOTEのプロ用スピーカーを手がける一方で、「子どもたちにいい音を聴かせてあげたい」と、近隣の小学校にもスピーカーを貸し出されている。

 

そんな田口さんが、

子どもたちいる家庭やヨガ・サロンなどでも、もっと気軽に・・

との思いで企画されている家庭用の小型モデル。

 

 

このブログやCAMWACCAのFBでも途中経過をご紹介している中、最近、興味を持ってくださる方が増えてきたようでとても嬉しい。

 

 

田口さんのスピーカーの魅力をひと事で語ることは出来ないし、私は音楽の専門ではないので専門的なことは語れない。

けれど、大人になるにつれ知覚しづらくなる音域が聞こえたり、音の微妙なズレに敏感だったり、聴覚をはじめ感覚には超敏感でこだわりの強い私が感じること。

 

まず一つ目は「音に包まれる心地よさ」

 

音って耳に届くものだとばかり思っていたけれど、田口さんのスピーカーに出会ってから、体全体を包むものだったんだってことを知った私。

しかも、そのスピーカーが鳴り響く空間では、位置によっての違いをほとんど感じないほど、どこにいても心地よい音の空間が広がっていること。

 

もう一つは、「まるでその場に自分がいるかのような臨場感」

 

田口さんのスピーカーはよく、録音された空間の「気配」まで再現すると言われているけれど、本当にそうだと思う!

 

例えば森で撮られた音源なら、森の中にいる感覚になるし

海で録音された音源なら 海辺にいる感覚

ライブ会場ならライブ会場が

 

まるでそこにあるように感じられる。

目を閉じたら、その空間の中に自分がいる感覚になる。

 

田口さんの工房に遊びに行くと、いつも特注のスピーカーや新作がおいてあって、視聴させてくれるのだけれど、その時に和太鼓のライブ音源をかけてくれる。

ほんの小さな音、演奏者の息遣いやそのライブ会場の空気感までがその音の中に再現されていて、あれ?ここはライブ会場?って錯覚するほど。

 

流石に小さなモデルでは、低音〜高音の再生幅やパワーはプロスペックとは違うけれど、それでもこのスピーカーが放つ音の心地よさには変わりがないし、家庭で鳴らせる音のボリュームを考えても、暮らしの中で動きながら聴くというシチュエーションを考えても、十分以上のものがある。

 

ーーー

 

さて、田口さんのスピーカーの魅力を語りだしたら、音の専門家ではない私でも尽きることはないので・・

 

先日、「発売予定となっている小型モデルはいつ発売ですか?どんな開発状況ですか?」というお問い合わせをいただいたこともあり、ちょっと遡るけれど、現在の状況を少し。

 

この5月でサイズ、形はほぼ最終形。前回、6月の打ち合わせでは仕上げや細かい部分を詰めています。

 

お家のインテリアにも馴染むように・・

軽量で持ち運べるように・・

 

など色々考えて今回は突き板で仕上げることに。

 

「色々な素材を実際見て決めるといいよ」と

田口さんとお付き合いある突き板屋さん、有限会社 山一商店さんをご紹介くださり。

 

メンバーみんなで訪問。

この日はスタッフの子供もフリースペースが施設点検でおやすみ。うっかり忘れて打ち合わせを入れてしまったけれど、せっかくなので社会科見学を兼ねて一緒に。

 

 

 

 

これらは、木の個性が強かったり模様の出方が不揃いだったり、一部日焼けしていたりなど、まるでプリントのような均質感を突き板に求める日本の市場では、残念ながらはじかれ廃棄されてしまう「アウトレット品」。なのだそう。

 

 

 

 

 

「わー、いっぱい種類がある。面白い!」

 

 

どれもとても魅力的な表情をしているのだけれど、これが捨てられちゃうの?

 

こういうアウトレット品をもっと活用していきたいんですよね!

という有限会社 山一商店 山内さんの想いに触れ、アウトレット品がもっと活かされるような何か考えたいねとメンバー一同。 

 

 

 

 

 

結局、今回選んだのは「アウトレット」そのものではないけれど、サイズの関係で採用される機会が少ない材から、シカモア材をセレクト。 

 

 

 

 

しっとり光沢があって、キラキラと美しいこの材は、なんとバイオリンに使われている木材。本当は超がつくほど高級な材だけれど、ワンシートのサイズが企画より小さいために少し手に入れやすいものがある、とのこと。

 

この新作スピーカーのサイズにはもってこいで、でそちらを使わせていただくことに。

 

サンプルをいただいて、田口さんのところに戻ると・・

「おお〜これいいじゃない?こんなのあったんだ!」

と田口さんも大喜び。

 

 

満場一致でシカモア材に決定。

 

その他、今回は縦・横置き、天井吊るしの3パターンで楽しんでいただけるように、底面部分の仕様など決めていく。

 

田口さんの息子さんで、大工さんで一級建築士さん、現在一緒にスピーカーを作っている明容さんも大工目線で打ち合わせに加わってくださり。

 

 

 

 

【田口さんの人となりを感じるお話を少し】

 

 

突き板屋さんでの打ち合わせに向かう途中、田口さんからお電話が。

「お昼一緒に食べようよ」

 

ということで、田口さんの打ち合わせの前にお昼ご飯をご一緒に。

 

 

 

西葛西のインドカレー屋さんは田口さんのイチオシ

優しいお味でとっても美味しい。

お店にはインド食材も置いてあったり、こんなシャンプーも。

私は敏感肌で使えないと思ったけど、アーユルヴェーダのシャンプだというので一つ手に入れて見た。

 

 

甘酒を作ったりや酵素玄米をご自身で炊かれている田口さん。

 

いつもイベントの時に私が作っていたベジご飯。シンプルなのにとっても喜んでくれてたけれど、こうして田口さんのオススメのお店に来てみると、やっぱり味付けが優しくて、こういうものを日々召し上がっているがゆえに、シンプルな味付けも美味しく食べてくださったんだなあと納得。

 

そのままUPLINK吉祥寺で上映中のインド映画でも見に行っちゃう?

なんて話も出たけれど、この日、私たちは鎌倉でタブラの演奏を聴く予定になっていたので、残念ながらご一緒できず。

 

打ち合わせは短時間ながらとても充実していて、突き板が張られたところをみるのが楽しみ。

 

次の打ち合わせは・・・

なんと明日です。

 

ただ、今回の打ち合わせをサンプルの仕上がり確認ではなくて、製品が上がった後のお披露目をどんな感じにしようかという相談に。音楽家でもあり、大学の講師でもあり、様々なパフォーマンスを世界中でしている、スタッフみんなの共通の友人に入ってもらい、このスピーカーならではの音空間を体感していただける場を作ろうと思っています。

 

明日の打ち合わせの様子もまたブロブに綴ろうと思います。

 



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