二十四節気便り (第15番:白露)

白露(はくろ)

 (台風10号
小難無難を心よりお祈り
しております)

日中は蒸し暑さが残るものの、
夜になると風が涼しく、
あちらこちらから虫の声が・・
秋が深まりつつあるのを感じます。

天地のリズムとは異なる現代の暦。
気密性の高い住宅の作りと、
様々な家電による制御。
栽培技術によって、
年中様々な野菜が出回る、
今の暮らしでは、
うっかり季節を忘れてしまうほど。

それでも、
季節や暮らしのこと、
行事やその成り立ちのことを知り、
五感を澄まし過ごしていると、
小さな変化にも徐々に、
気付きやすくなっていくなあ
と思います。

八百屋さんでは、
松茸や栗など、秋の味覚が並び、
空の色も変わり秋の雲が。
空気もだんだん乾いてきて、
朝には露が下りるように。

温かいお風呂が幸せだったり、
幸せを感じることも、
季節でまた違いますよね。

ちなみに、秋の雲は、
「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」
「ひつじ雲」「むら雲」「まだら雲」
「すじ雲」「はね雲」「しらす雲」
など様々な呼び名が。

白露を経て次は秋分。
下半期への折り返し。

朝夕の光もとても綺麗な季節。
日の出日の入りのパワーを受け取り、
元気に過ごして行きましょう。

ーーーー


『白露:はくろ
(二十四節気:15番
太陽黄経165°) 』

9月7日から。
白露とは草の葉に
白い露が結ぶという意味。
まだ蒸し暑さが残る頃、
夜の間に大気が冷え込んで
草花に朝 露が宿ることから
名付けられたとか。

野にはススキの穂がゆらめき、
空の高さや雲の変化を感じる
など、本格的な秋の訪 れを
感じられる時期です。

実りの季節のはじまり。
今では一年中おおよその野菜が
栽培可能になりつつありますが、
季節 の食べ物は味だけでなく、
季節に即した働きをするいのちの
めぐみ。

食で秋を楽しむのもいいですね。


◯七十二候
・初候 : 草露白
(そうろ しろし : 草花の上に
降りた露が白く光って見え
るころ)

・次候 : 鶺鴒鳴
( せきれい なく : セキレイが
なきはじめるころ)

・末候 : 玄鳥去
(げんちょう さる : 春に日本に
渡ってきたツバメが、暖かい
地域へと戻っていくころ)

 

◯ 旬の食べ物
かぼちゃ、くり、落花生、
巨峰、こんぶ、太刀魚など

◯季節の楽しみ
ほんのり涼しい風に吹かれながら、
夜空に輝く月の美しさにうっとり。
見上げて望むもいいけれど、
大地に寝転んでみると まるで
広い夜空に包まれているよう。
少し厚手のピクニックシートと
ブランケット、温かい飲み物など
を持って夜の野原へ出 かけてみませんか?

 



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