漆の不思議(2) 縄文時代からあった漆器

漆器が縄文時代からあったことをご存知ですか?
縄文時代というと土器のイメージが強く、漆器の印象は少ないですが、とても鮮やかな朱や黒色の漆塗りの道具が、北海道や青森県、福井県で発掘されています。(木製品だけなく、土器の接着・装飾にも漆は使われていました。)

最古のものは1万2000年以上前のものとも言われており縄文初期にあたるというから驚きですね。
その中には朱塗りの櫛(クシ)も見つかっており、当時の人々が漆塗りの櫛で髪を梳かしてオシャレ(?)をしている姿を想像すると、なんだか遠い時代の話ではないような気もしてきます。
日本ではこんなに昔から人々の暮らしの中に漆が存在し、長い歴史の中で培われてきたのです。

このような歴史と伝統のある日本の漆は、古来から特別な力があるとされてきたそうです。
漆器に入れた料理は他の器に比べて腐りにくいということが古くから言い伝えられてきたり(おせち料理は漆の重箱にいれますね)、触ると”かぶれる”漆には、邪悪なものを寄せ付けない魔除けの力があると考えられたりしていたようです。
漆による抗菌作用については、実際に現代の科学的実験においても証明されています。
(※参考1:京都漆器工芸協同組合「抗菌漆器のレポート記事」 http://www.kyo-shikki.jp/think/ )

日本文化の中で長い歴史をもち、且つ衛生的な漆の器。
カムワッカは、そんな漆器に、健やかな成長の願いや魔除けの願いをこめて作家:大滝氏とのコラボレーションして「こんにち椀」を作りました。
是非、一度ホームページの方も見て下さいね。
http://camwacca.jp/kokoronwa/konnichiwan.html


<参考>
※1:京都漆器工芸協同組合「抗菌漆器のレポート記事」 http://www.kyo-shikki.jp/think/
※2:ウィキペディア「漆器」 http://ja.wikipedia.org/wiki/漆器
※3:日本経済新聞「おでかけナビ」http://www.nikkei.com/article/DGXDZO46812100S2A001C1EL1P01/

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