啓蟄:けいちつ(二十四節気:3番)

【ビーナちゃんの二十四節気(第3番:啓蟄)】
東京ではあたたかな春の風が吹き、桃や椿に加えて早咲きの桜が咲き始めました。店頭にわらびやセリ、フキノトウが並び、この季節ならではの味を運んでくれています。

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『啓蟄:けいちつ(二十四節気:三番/太陽黄経三百四十五°)』
3月6日から。大地が温まり、冬ごもりから目覚めた虫たちが穴をひらいて顔をだす頃。大気が不安定な時期なので、雷鳴が轟くことがあります。立春が過ぎ最初の雷のことを春雷といい、春の到来を告げるめでたいものと考えられているそう。また、この時期に芽吹き始めるのが山菜。寒暖の差が激しく体調を崩しやすいこの頃に、解毒作用のある山菜をいただくのは暮らしの知恵ですね。

◯七十二候
・初候:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく:冬ごもりしていた生き物が春に誘われ動き出すころ)
・次候:桃始笑(ももはじめてさく:桃の莟が開き、美しく咲き始めるころ)
・末候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる:青虫がさなぎから蝶になり羽ばたいていくころ)

◯旬のたべもの
わらび、葉わさび、新タマネギ、さわらなど

◯季節のたのしみ
春めく日には温かい飲み物とおやつを持って、野原でぽかぽかピクニック。芽吹き始めたヨモギやノビルを採ったり、野花のブーケを作ったり、春ならではの楽しみ方がいっぱい。*ノビルは天ぷらやピクルスにしてもおいしいです。


雨水:うすい(二十四節気:二番)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第2番:雨水)】


二月十九日頃から。空から降る雪から雨へと変わり、三寒四温で冬から春へと移りゆく時期。降り積もった雪や氷が溶け始めるので、昔から農耕の準備を始める目安とされています。地方にもよりますが、この日にお雛様を飾ると良縁に恵まれるといわれているようです。
まだまだ寒さが残るものの、雪の下では草木が芽を出し、山では雪解け水がちょろちょろ流れている。そんなことを想像すると心だけでも暖かくなってくるようです。

◯七十二候
・初候:土脉潤起(つちのしょううるほひおこる:春の雨に大地も潤うころ)
・次候:霞始靆(かすみはじめてたなびく:春の霧「霞」が薄長く空にかかるころ)
・末候:草木萌動(そうもくめばえいずる:春の日差しの中で、草木が芽を出し始めるころ)

◯旬のたべもの
からし菜、菜の花、春キャベツ、キンカン、わかめ、ズワイガニなど

◯季節のたのしみ
人参、椎茸、さやいんげん、レンコン、そして油揚げ・・・それぞれを別々に煮て、最後に酢飯と混ぜ合わせる五目ちらしは、一つひとつ違う味わいが口の中で重なり広がります。女の子にとっては特別な日のひな祭り。ちらしを囲んでみんなでお祝い、楽しいひととき。


立春:りっしゅん(二十四節気 第1番)

立春(りっしゅん)

【ビーナちゃんの二十四節気(第1番:立春)】


節分けて、今日は立春。春の始まり。
大気があたたまるのは少し先だけれど、東京では梅の花もちらほら咲いて、木花の蕾も膨らんできました。光も草木も春めく様子に心躍る季節ですね。

 

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『立春:りっしゅん(二十四節気:一番/太陽黄経三一五°)』

 

二月四日頃から。冬至と春分のちょうど中間点。日照を基準とした旧暦では立春が一年の起点とされ、この日から春が始まります。八十八夜や二百十日も立春から数えた日を指しています。
依然寒さのピークですが、梅の花が咲き始め、春の訪れをほんのりと感じられるようになります。立春以降はじめて吹く南寄りの強い風を「春一番」と呼びます。

 

◯七十二候
・初候:東風解凍(はるかぜこおりをとく:春のあたたかな風で、冬に張った氷が溶け始めるころ)
・次候:黄鴬睍察覆Δ阿い垢覆:野山でうぐいすが鳴き始めるころ)
・末候:魚上氷(うおこおりにあがる:川や湖では水がゆるみ、表面を覆っていた氷も割れて魚が飛び跳ねるころ)

 

◯旬のたべもの
ふきのとう、春菊、ほうれん草、いよかん、ワカサギなど

 

◯季節のお楽しみ
寒いながら、昼の時間もだいぶ伸び、光も春めいていく季節。木々のつぼみに旬菜に、植物たちは春を先取り。澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みながら、春を感じに出かけてみませんか?


大寒:だいかん(二十四節気 第24番)

大寒(だいかん)

【ビーナちゃんの二十四節気(第24番:大寒)】


冬6つの節気でも、一年24の節気でも最後の節気。
寒の時期を超えると、いよいよ立春。まだまだ寒さは続くものの冬至を境に立ち始めた陽の気が天地様々に現れ始めてきます。
春の訪れを待ちながら、寒さを活かした食の知恵、寒仕込みもこの時期ならではのお楽しみ。手作りの凍み豆腐はおいしいという話を聴いたので、来週予想されている冷え込みを活かして初挑戦をと思っています。

 

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『大寒:だいかん(二十四節気:24番/太陽黄経300°)』

 

1月20日から。
寒さが一層厳しくなり一年で最も寒くなる時期です。小寒から立春までが寒の内。大寒の頃、朝に汲む水は一年中腐りにくいと、容器に汲んで保管していたそう。寒の水や寒気を利用した食べ物(凍み豆腐、寒天、酒、醤油、味噌)の仕込みにぴったりの季節。

・初候:款冬華(ふきのはなさく:雪の下から地面からフキノトウが顔を出すころ)
・次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる:沢の水が凍って、厚い氷がはるころ)
・末候:雞始乳(にわとりはじめてにゅうす:鶏が卵を産み始めるころ)

 

◯旬のたべもの
小松菜、ブロッコリー、キンカン、ズワイガニ、赤貝、イイダコなど

 

◯季節のお楽しみ
味噌仕込みは手間も場所も必要だけれど、一つ一つはとてもシンプルなので子供と一緒に作るのもおすすめ。「仕込みの時にはこんな味がするんだね!」と会話も自然に弾みます。


小寒:しょうかん(二十四節気 第23番)

小寒(しょうかん)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第23番:小寒)】

 

冬の節季も残り二つ。寒の時期に入ります。一年で最も寒いこの季節。お便りを出したり、お味噌やお醤油などの寒仕込みをしながら春を迎えるのも楽しいですね。

 

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『小寒:しょうかん(二十四節気:23番/太陽黄経285°)』

 

1月5日から。本格的な寒さの到来する頃で寒の入りと言われ、節分までの期間は一年で最も寒くなります。寒中見舞いを出すのもこの時期。年末年始に美味しいものをたくさん頂き、ちょっとおつかれ気味の胃腸は七草粥で整えて。旬のお野菜、大根おろしも体を整えてくれる強い味方。おじやに入れたり。シンプルなお出汁に入れてスープにしたり。梅干しや生姜を入れてもおいしいです。

 

◯七十二候

・初候:芹乃栄(せりすなわちさかう:春の七草セリが生え始めるころ)

・次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ:大地の中で凍っていた泉の水が溶け動き始めるころ)

・末候:雉始雊(きじはじめてなく:雉が求愛のためケーンケーンと鳴き始めるころ)

 

◯旬のたべもの

春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ははこぐさ、ほとけのざ、すずな、すずしろ)、野沢菜、レモン、キンメ、マダラなど

 

◯季節のたのしみ

空気も澄んで空も大地も美しい季節。温かい支度をして自然の美を堪能しに出かけませんか?少し早足でお散歩をしていると体の内側からホカホカ暖まってきます。

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