芒種:ぼうしゅ(二十四節気 第9番)

芒種(ぼうしゅ)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第9番:芒種)】

 

夏の節気第3番。青、紫、ピンク、グラデーション・・と街路を紫陽花がきれいに彩り、関東での入梅も秒読みに。雨ふりのお出かけはちょっと心が向かないこともあるけれど、静まり返った夜更けの雨音は美しいもの。大地潤い、稲をはじめとする様々な草木を育ててくれるのですね。

 

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『芒種:ぼうしゅ(二十四節気:9番/太陽黄経75°)』

 

6月6月頃から。イネ科の穂先についている毛のような部分を芒(ノギ・ボウ)と呼びます。実際にはもう少し早いけれど、この芒を持つ植物の種まきをする頃です。青々としていた梅の実は熟して黄色くなり漬け時に。モズもキィキィと鳴き始め、いよいよ梅雨に入ります。

 

◯七十二候
・初候:螳螂生(かまきりしょうず:秋に産みつけられたカマキリの卵がかえるころ)
・次候:腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる:草の中から蛍が舞い出て、光を放ちながら飛び交うころ)
・末候:梅子黄(うめのみきばむ:梅の実が熟して黄色くなるころ)

 

◯旬のたべもの
らっきょう、トマト、梅、さくらんぼ、するめいかなど

 

◯季節のたのしみ
梅しごとやらっきょう漬けや紫蘇ジュース作りなど、昔ながらの保存食を作る頃。今ではどこでも手に入るけれど、お家で作る味は素朴ながら美味しさひとしお。一手間かけて自分で作ってみると、食には見えないいのちの働きと暮らしの知恵がたくさん詰まっているのを感じます。しみの付いたTシャツも枇杷の葉で染めるのもかわいいですよ。


小満:しょうまん(二十四節気 第8番)

小満(しょうまん)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第8番:小満)】

 

夏の節気第2番。強い日差しと湿った熱気に夏を感じるこの頃。梅の産地からは収穫のご案内が。和歌山の自然農農家さんでは今年不作気味とのことで、貴重な梅でなにをつけようか思いを巡らしています。
冷たいものは立夏過ぎ暑さを感じるようになってからと、ミントにレモン、梅シロップ、冷たい飲み物やデザートが出てくるのを心待ちにしている子どもたちです。

 

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『小満:しょうまん(二十四節気:8番/太陽黄経60°)』

 

5月21日から。天地万物にいのちの気が満ち、草木が成長して茂る頃。梅が実り、紅花は満開に。麦の穂も育ち、農家では田植えの準備が始まります。蚕も大きく育って、絹糸を紡ぎます。梅雨の前のさわやかな陽気は衣替えぴったり。お天気のいい日には潮干狩りもいいですね。

 

◯七十二候
・初候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ:蚕が桑の葉を沢山食べて成長するころ)
・次候:紅花栄(べにばなさかう:紅花が野原一面に咲くころ)
・末候:麦秋至(むぎのときいたる:麦が実り、金色の実をたわわに実らせる頃)

 

◯旬のたべもの
空豆、青梅、赤しそ、びわ、キス、クルマエビなど

 

◯季節のたのしみ
青梅の頃。梅シロップは子供達も大人気。梅の実を丁寧に洗い、布巾で優しく拭いて、竹串でヘタをとったら、清潔な瓶に梅の実を入れ、かぶるぐらいのはちみつを入れて。冷暗所で毎日優しく瓶を回し混ぜて・・フードプロセッサーでかき氷を作り、この梅シロップをかけたら、さっぱりとして美味しい夏のおやつです。


立夏:りっか(二十四節気 第7番)

立夏(りっか)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第7番:立夏)】

 

日ごと草木がぐんぐんのびて、梅の実も膨らんできました。新緑の間をくぐり抜ける風が心地よく、海に山にお出かけも楽しい季節。ほんのりと春の余韻を残しつつ、いよいよ夏のはじまりです。

 

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『立夏:りっか(二十四節気:7番/太陽黄経45°)』

 

5月5日から。春分と夏至のちょうど中間地点である立夏は夏のはじまり。新芽がぐんぐんのびるこの時期に向かえる端午の節句:こどもの日。子どもたちの成長をみなでお祝いするのも楽しいですね。さわやかな晴天のもと新緑の薫るとても気持ちの良い季節です。天候も安定しているので、畳返しにぴったり。肌寒い日もまだあるけれど、重ね着をしていれば温度が上がっても調節できて快適です。

 

◯七十二候

・初候:蛙始鳴(かわずはじめてなく:カエルが元気に活動を始めるころ)

・次候:蚯蚓出(みみずいづる:冬眠から目覚めたミミズが土から顔をだすころ)

・末候:竹笋生(たけのこしょうず:日本原種の筍「真竹」が生えて来るころ)

 

◯旬のたべもの

たけのこ、新にんじん、アスパラ、アサリ、金目鯛、イチゴなど

 

◯季節のたのしみ

生え出る真竹の緑が美しい季節。竹は水に強く抗菌作用も高い植物なので、スプーンやお箸、コップにもぴったり。切ったり割ったり削ったりしながら、お外あそびにも活かせる暮らしの小物を手作りしてみませんか?


穀雨:こくう(二十四節気 第6番)

穀雨(こくう)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第6番:穀雨)】

一雨ごとに植物がすくすくと育ち、新緑の美しい季節。今年の竹の子は例年に比べ成育が早いのだとか。これから向かえる種まきにむけ、大地も準備を始めています。
春ものこり一節気。季節の移り変わりの土用の今、身体も環境も夏をむかえる準備に最適です。

 

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『穀雨:こくう(二十四節気:6番/太陽黄経30°)』

4月20日から。穀雨とは、百穀をうるおし植物を豊かに育てる春雨のこと。穀雨を過ぎると少しずつ雨量も増えて田畑は種まきの時期を迎えます。この時期に農作物や植物の種を蒔くと、雨にも恵まれてよく成長するのだそうです。
次の節目“立夏”を迎える直前が八十八夜、歌でおなじみの茶摘みの季節。古来よりこの八十八夜のお茶は不老長寿の縁起物とされてきました。

◯七十二候
・初候:葭始生(あしはじめてしょうず:葦が芽吹き、野山が若緑に覆われるころ)
・次候:霜止出苗(しもやんでなえいづる:温かくなり霜も降りなくなって苗が育つころ)
・末候:牡丹華(ぼたんはなさく:牡丹の花が美しく咲くころ)

◯旬のたべもの
たけのこ、新ごぼう、木の芽、ヨモギ、真鯛、ヤリイカなど

◯季節のたのしみ
いのちの力にあふれる季節、よもぎなどの薬草も旬。実がなる少し前の葉でつくる「びわの葉エキス」は、虫刺されでもちょっとした怪我でも驚くほど効く自然の万能薬。お外遊びの心強い味方です。


清明:せいめい(二十四節気 第5番)

清明(せいめい)

 

【ビーナちゃんの二十四節気(第5番:清明)】

関東では桜は満開を過ぎ、新緑がすくすく育っています。昼の時間が日ごとのび、すっかり日が長くなってきました。心地よい春風とともに季節は早くも晩春へ。満開の桜もいいけれど、新緑を眺めながらのピクニックも幸せです。

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『清明:せいめい(二十四節気:5番/太陽黄経15°)』

心地よい春風がふき 新緑が風にそよぐ

4月5日頃から。草花も美しく咲き誇り、いのちが清らかに輝く季節。万物が清らかに生命力に溢れている様子を表す「清浄明潔」という言葉が語源で、この時期に南東から吹いてくる心地の良い風のことを「清明風」と呼ぶそうです。桜の木の下ではあちらこちらで楽しいお花見。青空と新緑、淡いピンクの組み合わせはなんともいえず美しいですよね。もともとお花見は田の神様が宿る桜の下で、豊作を祈願する神事。神様にお供えしたご馳走を、神事の後に分けいただいていたのが始まりなんだそうです。

○七十二候
・初候:玄鳥至(つばめきたる:つばめが温かい南の国か渡ってくるころ)
・次候:鴻雁北(こうがんきたへかえる:冬を越した雁たちがシベリアへ帰ってゆくころ)
・末候:虹始見(にじはじめてあらわる:春で空気も潤い、虹がきれいに現れ始めるころ)

◯旬のたべもの
みつば、ワラビ、新じゃがいも、サザエ、初鰹など

◯季節のたのしみ
春爛漫の花を愛でるお花見。三つ葉菜飯のおむすび、新ジャガのポテトサラダ、ワラビのナムルなど、旬の食材を活かした簡単ご飯と温かい飲み物を持って。美しい桜の下、夕日を眺めつつ頂くお外ご飯はなんともいえず豊かです。



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